空室四号

ゲームコラム中心雑記ブログ

【個人的なお知らせ】いつか世界を経由してあなたの胸を打つ

ただありがとうと言いたい

1年前にブログを始めたときのことを思い出していた。

1年前に語ったとおり、僕は若いころにとある趣味のコミュニティにいて――はっきり言ってしまうとバンドなわけだが――僕はそこで出会った人たちのことを思い出してブログを書きはじめたわけだ。

バンド活動はもちろん楽しいことだけではなかったし、むしろつらいことのほうが多かったように思うが、それでも地元で出会うバンドの仲間たちは温かかった。

実際、こうしてブログを書いていくにつれ久しぶりに連絡をとってくれた人もいて、そんな人たちがいたからこそこのブログを続けてこられた部分も大きい。

もちろん、記事の内容からブログを気に入ってくれて、そこから定期的にチェックしてくれるようになった方々にも本当に力をいただいた。

今はただ、あなたにありがとうと言いたい。

 

いつまでも暖かい毛布にくるまっているわけにはいかない

本格的に寒くなってきた。冬は僕が一番好きな季節である。

人は寒いと内省的になる。自分は今何をするべきかと嫌でも考えさせられる。冬はそういった面で春よりも旅立ちに向いている季節ではないかと僕は思っている。

そしてバンドのコミュニティで出会った人たちも、ひとりまたひとりと地元から旅立ち、もっと都心へと活動の拠点を移していった。地元に留まってさえいれば必ず温かい声援がもらえるにも関わらず。

地元のバンドコミュニティでは観客もほとんど顔馴染みになっていて、ライブも盛り上がるし、アンケートを取っても皆本気で応援してくれる。

しかし、決して甘やかされているわけではないけれど、自分の実力の本当のところはよくわからなくなってくるものだ。

結局のところ自分たちは音楽でいったいどれほどの人間の胸を打つことができるのか――

彼らはそういった疑問に駆り立てられるように旅立っていったのだろう。応援してくれる人たちがいるからこそ、その場所に留まるわけにはいかないのである。

そういうわけで、都会に出ていった彼らとはもうほとんど会っていないけれど、きっと彼らはもっと大きな世界を経由した後、しかるべきときに僕の胸を打つだろう。

 

どこかでひっそりと、しかし大々的に

ということで、オンもオフも入り交じったコミュニティでやってきた僕も、完全に覆面をかぶり、潜伏することに決めた。

この広いネットのどこかへと旅立ち――あなたが今は知らないどこかで――またよくわからない文章を書いていく。

もちろんこのサイトは残しておく。言いたい放題やりたい放題やってきたので、またそういう気持ちになったときはたまに戻ってくるかもしれない。

そしていずれ僕ではない誰かが――覆面をかぶった誰かが――しかるべきときにあなたの胸を打つだろう。必ず。