空室四号

ゲームコラム中心雑記ブログ

ゲームをやめたい……「やりたくないのにやってしまう」謎の義務感について

趣味としてゲームに向き合う上で、ゲームを「別段やりたくないのにやってしまう」ということがたまにある。

……いや、ない人はないのかもしれない。

でもネットなどを見ている限りそういった悩みはわりとよく聞く話だ。

 

ただの趣味として取り組むゲームなのだから、単純にやりたくないときはやらなければいいのに、日常においてこういった「義務感」が起こってしまうのは一体どういったことなのだろうか。

私が思うに、この「ゲームに対する謎の義務感」というものには大きくわけてふたつのものがあると思っている。

 

ひとつは根本的なもので、もうゲームには趣味としてほとんど飽きているにも関わらず、日常生活の中で他に特にやることもないので「何もやらないよりはマシだろう」とゲームをやってしまうパターンだ。

他にも、勉強や仕事や家事など優先的にやることがあるにも関わらず、それに向かう気力がないときに罪悪感を感じながらも気分転換と言い聞かせて無理にやってしまうパターンなどもある(本当に気分転換になっている場合はもちろん別だ)。

 

……この問題はもう、なんとも言えない。

ゲーム以外の本当に楽しいと思える趣味を見つけたり、気力を振り絞って本業に取り組むのが一番なのだが、それはゲームというよりも日常の問題なのであって、個人個人に色々な想いがある。

これはわりと小さいうちから時間があればゲームに打ち込んできた人に有りがちなパターンだと思うのだが、もう何十年も続けていることなのだからどうしても飽きてくるのは仕方ない。

ゲームをしないで「もう飽きた」「ゆっくりボーッとして休む」と言い聞かせて一度本当に何もしない時間と向き合ってみるのもいいと思われる。案外そういった時間から何かが見つかるかもしれない。

私は思ったことはないのだが、世の中には本当に「何もしない」時間が怖い人がたくさんいるのだ。後述の考え方も少しは役に立つかもしれない。

 

もうひとつはゲーム自体にはそれなりに前向きに取り組めてはいるものの、どこか義務的なプレイをしてしまうパターンだ。

大作RPGなどをプレイするときに、「このシリーズは続き物だから前作からやらないと」といって最新作をとりあえず置いといて中古で買ってきた前作から渋々プレイしたり、プレイしたらしたで「取り逃しが怖いから」と攻略サイトなどにべったりと張り付き、まるでプラモデルを組み立てているような感覚で逐一ミスがないか確かめながらプレイしてしまう。

私はこのパターンに陥りがちであり、一度は本当にゲームを辞めた。もちろんこういったプレイが好きでやる人もいるわけだが、私は徐々にゲーム自体への熱が冷めていった。

 

さらに対策として私の例をあげれば、結局これを救ったのはオンライン対戦ゲームだった。

オンライン対戦ゲームは良くも悪くも正解がなく、勝てばいい。もちろん勝つのは難しいのだが、そういう時はお得意の攻略サイトを見ればいい。それでも結果が出ないことも多く、スポーツ的な感覚というか、ゲームそのものへの向き合い方が変わる。

 

私は格ゲーから入ったのだが、格ゲーはその「スポーツ的な」要素がかなり強いように思う。さらに格ゲーはオンライン対戦といっても一対一の勝負なので、オンラインに抵抗がある人も入って行きやすいと思う(オンラインゲームで一番怖いのは味方だ)。

格ゲーは攻略サイトを見て仕様を知れば知るほどたしかに強くなるのだが、相手ももちろん仕様をチェックしているし、そうなるとレバーやボタンの入力制度や反射神経を鍛える「練習」をしなくてはいけない。

私は結局この「練習」が楽しくなくて格ゲーを投げ出してしまったのだが、その後に行き着いたFPSは長くプレイできている。

FPSにもBot打ちやAIM合わせといった「練習」はあるのだが、こちらは実戦でもなんとかなることが多く、今のところ楽しく打ち込めている。

 

しかしこういった「練習」や、FPSのようなチームで取り組むゲームになると、今度は「腕を落としたくない」「コミュニティに参加せず嫌われていくのが嫌だ」というような義務感を生む。

そうなったらまた、大作RPGシミュレーションゲームのようなひとりで楽しむゲームに戻ればいいのである。

……こう書くと、ある意味ではゲームそのものに飽きてきた人のほうがわりと軽症な気もする。ゲームは人生を壊さない程度に取り組むのが一番。

 

とにかくどんな理由にせよ、ゲームに飽きてきたらあなたの中で一旦ゲームを「終わらせてしまう」のが一番だと思う。

「ゲームは辞めた」としても、またやりたくなったら戻ればいい。売ってしまっても買い戻せばいいのだ。とにかくゲームをやって嫌な気分になるのなら、遠慮せず辞めてしまえばいい。

 

個人個人、好きなことへの向き合い方は色々ある。いつかはそんなことも書いていきたいです。