空室四号

ゲームコラム中心雑記ブログ

『オーバーウォッチ』一周年、今後もeスポーツ業界を押し広げ続ける作品となるか

2016年5月24日に発売されたアクション・シューティングゲームオーバーウォッチ』が発売一周年を迎えた。

公式ジャンルとしては「アクション・シューティング」となっているものの、その実MOBA要素のある少人数制のFPSで、仲間同士の協力が最重要なゲームとなっている。

発売前からFPSの泥臭いイメージを払拭するキャッチーなキャラクターと、まるでヒーローもののアメコミのような世界観から従来のジャンルファンを越えて大きな注目を集めていた。

 

また『オーバーウォッチ』は新しい形のeスポーツ展開にも力を入れており、そのひとつの形として従来のeスポーツのようなチーム・スポンサー単位の試合を飛び越えた、プロアマ含め世界中の地域を主眼においたリーグ「オーバーウォッチリーグ」の開催を2017年に予定している。

一部ではその市場規模は1億から7億ドルにものぼると見られており、もし予想どおりの成功をおさめたならばeスポーツビジネスとしても未開の領域に突入することとなる。

 

eスポーツ後進国の日本でも『オーバーウォッチ』で実力を認められプロゲーマーになったプレイヤーが多数存在しており、それだけスポンサーからの期待も大きいタイトルだと言える。

eスポーツ業界は現在世界的に見ても成長を続けている業界なだけに、その期待を支えることができるゲームタイトルやゲームメーカーの存在は必須であり、『オーバーウォッチ』とブリザードはそのリーダーとしていち早く名乗りをあげた形だ。

 

私もたまに『オーバーウォッチ』をプレイしているが、発売から一年経ったゲームとは思えないほどコア層・ライト層双方の人口を維持しているゲームだと感じる。

コア層のランクマッチなどは正直シリアスになりすぎている部分も感じるが、コア層を維持するということはそもそも「そういうこと」なので仕方ない。

一方でキャラクターの新スキン配信やストーリーや世界観を掘り下げたようなイベント、また無料体験版の配信などといったライト層を取り込むアクションを頻繁に行っていることには好感が持てる。

 

もともとブリザードというメーカー自体一本のソフトを大事に育てていくメーカーなだけに、細かい批判はあるもののその特性を今のところ全力でぶつけているように見える。

オーバーウォッチ』はこのままゲームファンに新しいゲームのエンターテイメントの形を見せてくれるのか。

とりあえずは2017年「オーバーウォッチリーグ元年」に期待したい。