空室四号

ゲームコラム中心雑記ブログ

【悲報】『ロックマンズサッカー』とは一体なんだったのか

唐突だが序文として私のブログ観を語らせていただくと、私にとってブログの最良の形は「日記」である。

近年においてブログはひとつの情報源としての役割を担うようになり、科学的検証や膨大な情報を扱うようなブログも増えた。とにかく記事は「人々の役に立つ」情報であることが重要視されるようになり、個人的な日記のようなものはSNSにとって変わられた形となる。

しかしながら私は、それでも日記スタイルのブログを推したい。個人的な感想や体験といったものを通して個人の顔が垣間見えるようなブログが私は好きだ。

このブログをはじめる前は、私もバチバチとアクセス数に目を光らせているような一端のブロガーを目指していたこともあったが、なんというか、「お役立ちブログ」は窮屈だ。はっきり言って書いていてつまらない。めんどくさい。楽しいのが一番。自戒として。

 

……で、『ロックマンズサッカー』である。私はこの『ロックマンズサッカー』というゲームにおいて世界有数の個人的感想や体験を持つ人間であることを自負している。今回はチラシの裏の日記としてこの感情を是非ぶつけさせていただきたい。

 

まず『ロックマンズサッカー』というゲームは何なのかというと、マリオがカートに乗るゲームすなわち『マリオカート』、マリオがテニスに興じるゲームすなわち『マリオテニス』であると同じように、ロックマンがサッカーで平和を守るゲームすなわち『ロックマンズサッカー』である。

クッパほどではないにせよ、ワイリーという男もサッカーで世界征服を企むぐらいには暇な男なのである。

 

「サッカー」とは言うものの実際は名ばかりで、フットサルですらない謎の8人制、ファウルなし、オフサイドもなし、フィールドは壁に覆われており文字通り「壁パス」が可能、それでもフィールドの外にボールが出た際にはスローインならぬキックインによってプレイが再開されるなど、ことその存在の香ばしさを上げれば枚挙に暇がない。

キャラゲーとしてのロックマン要素もあるっちゃあるのだが初期チームがロックマンがただ8人に分身しているだけ(サッカー用に改造されてるんだって。ふーん)というのは一周回って雑な感じすら漂う。

 

システムとしてはファウルがないせいでスライディングやタックルによるボール奪取が簡単に成立してしまうため、ドリブル突破よりはパス中心の組み立てになるのだが、せっかく敵陣深く切り込んでもキーパーが鬼のように反応がいいためなかなか得点は入らない。おそらくゲームとしてはかなり難易度が高い部類に入るのではないかと思う。

そのかわりに各キャラに用意された「必殺技シュート」は超強力で、キーパーの耐性を見抜き上手く使うことができれば確実に得点を奪うことができる代物となっている。もっとも1試合につき2回しか使うことができないので、無駄に必殺技シュートを消費してしまうとそれだけで敗戦が濃厚となってしまう。

 

フォーメーションも色々決めることができるのだが、特に目をひくのは「スイーパー」というフォーメーションである。

通常サッカーでスイーパーというと皇帝ベッケンバウアー氏で有名な最後方にてセンターバックをフォローするポジションないし役割を指すと思うのだが、『ロックマンズサッカー』におけるスイーパーは1-2-2-2のフォーメーションを指す。

前述の必殺技シュートを相手が甘いタイミングで使ってきたときなどにキーパー前のスイーパーがかわりに引っ掛かってくれることが多いため、このスイーパーは実は結構強いフォーメーションである。勝ちを確実にするためには間違いなくオススメのフォーメーションだ。

 

……私はこのソフトをスーパーファミコンにおける記念すべき第一号ソフトとして購入し、結果めでたく絶望したわけだが、その思い出とどうにもならない難易度から長年未クリアだったことがずっと妙に引っ掛かっており、購入10年ほどたったあとに一念発起、ラスボスであるワイリーチームに10対2ほどで勝利するまでやりこんだのだった。

と、いうのも、このゲームの裏技なのか仕様なのかはわからないのだが、ペナルティーエリア(このゲームにおけるペナルティーって?)のラインと手前の半円状のラインが交わる部分から対角線状にゴール向かってシュートうてば9割方シュートが入ってしまうことを発見してしまい、それからは必殺技シュートとは一体なんだったのかと思うほどの無双、結果ワイリーチームを大差で破ったのだった。私の努力の完全勝利である。

 

あ、エンディングはたしか何にもないです。マジでない。スタッフロールすらなかったと思う。マジなんなのこのゲーム。