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空室四号

感謝と贖罪

レインボーシックスシージのFFに心を自由にする幸せを学ぶ

レインボーシックスシージというゲームがある。

 

日本人には馴染みのないFPSというジャンルであり、さらに「特殊部隊によるテロリスト鎮圧」という、わりとニッチな題材を取り扱っているにもかかわらず、そのシンプルながら奥深いシステムでじわじわと人気を集め、発売から1年以上たった今でも異例の売れ行きを記録しているゲームである。

しかしこのゲーム、売れているだけあって確かに面白いのだが、チーム同士による対戦ゲームにありがちな「ギスギス感」への配慮を(おそらく意図的に)ほとんどしていないのである。

 

詳しい説明は避けて大まかに説明すると、味方に下手な人がいたら、チームから除外するためのアンケートをとることができたり、酷いときにはFF(フレンドリーファイア、同士討ち)のダメージが成立するゲームなため故意に味方を倒してしまえたりする。

上手い人たちの感覚だと、下手な人が間違った行動をとっていることを「わからせる」ためにこういうことをするわけだが、エンジョイでやっている方はたまらない。こういうシステムならばそのあたりの住み分けくらいはきちんとするべきであったと思うが、現状カジュアルマッチもかなりのギスギス感である。

同じチーム対戦FPSオーバーウォッチはどちらかというと初心者に寄り添った対戦システムだったが、シージは逆、どちらかというとコアファン寄りの対戦システムで、エンジョイ勢はそもそも対戦システムに愛されていない。

もう少し穏和にできると思ってた身からすると少しショックだった。もちろん、たかがゲームといえどもやるからにはきちんと研究し、勝敗にはこだわるべきだという意見も理解できる。しかしだからこそ、段階的にチャレンジしていけるような、住み分けの徹底なのだ。このあたりのバランスはチームによる対戦・協力ゲームの永遠の課題なのかもしれない。

 

私も何度か故意のFFを受けて、一度はやる気がドン底まで落ちてしまったが、最近はまたはじめようかと思っている。

やっぱり対戦が楽しいので、カジュアルマッチで練習できれば一番なのだが、ソロのモードでガッツリ練習するしかないのかもしれない。

まあでも、また嫌な思いをしたら今度こそすっぱりやめちゃうかもしれない。

 

そんなことを思いながらゲームと向き合っていると、ふと、楽しいことや好きなことほどよくブレる自分に気づいた。

コンプレックスや嫌悪感は一途だ。良くも悪くも少しの隙もなく、ブレることがない。自分のことなのに、自分にはとりつく島もない。そんな問題すらある。

逆に、自分が自由に付いたり離れたりできるものだからこそ、楽しかったり好きになったりするのかもしれないな、と思った。ブレは幸せ故のブレなのだ。

 

あ、それだけです。すいません。